今日は次男の高校受験合格発表の日でした。
一日中、胃が痛かった。
結果は・・・私立だけど2校とも合格。
溢れる涙を止められなかった。
その理由は・・・
次男は小学校6年の時、所謂「いじめ」にあっていた。
暴力ではなく「言葉のいじめ」だった。
割と何でも話しをする長男・長女の間でなかなか自分の意思表示を上手く出来ない子供だった。
身体も小さく線も細い次男・・・苦しいことは飲み込んでしまうタイプだった。
その次男が6年の時・・・そのいじめが原因で「こんなんなら死んだ方が楽」と漏らしたことがあった。
一生懸命説得をした。 「今日が終わったらまた明日が来るし、きっと良い事があるから」と。
今となっては慰めになっていたかはわからない・・・担任とも相談して・・・クラスでも話し合ってもらった。結果、次男は不登校になる事もなく欠席なしで卒業する事が出来た。
で・・・中学へ・・・でも義務教育上、通学する学校は「いじめ」てた子供達と同じ中学校へ行かなくてはならない。次男にとってそれがどれほどの苦痛だったか・・・。
そして我が家は部活の関係(長男)もあり、転校を第一条件で新築を決意して今現在に至っている。
「新しい学校で頑張りたい」次男がそういった。
でも「転校生」と言う事で多少からかわれる事もあったみたいだが、担任へ報告する事などを約束して何とか学校へ通学していた。
息子から聞いた「死にたい」の言葉。ここから少し甘やかしてしまった私。
とにかく勉強より、学校と言う今しか体験出来ないこの時期に楽しい思い出を作って欲しかった。
ゲームや漫画・・・ある程度の規制はしたが取り上げる事はしなかった。
勿論、そんなので成績がついては来ない。
私立出身でエスカレーター式で高校に上がった親である私自身が「受験戦争」と言うものは未体験だった。
長男はある武器(笑)だが運動で推薦を受けていたので楽だったのもあった。
だからこそ、今年に入ってから次男には大変なきつさを与えてしまった・・・「勉強・勉強」ときつい事も言って来た。
でも甘やかした体質はそう簡単には戻らない・・・でも少しずつ努力をしてくれたんだと思う。
今日は別の用事もあったが「合否」の結果が心配で午後から仕事を休んで自宅で息子の帰宅を待っていた。
友達を肩を落とした感じで帰宅した次男。
最初に取り出したのがこれからある公立の受験に関してのプリント。
「・・・やっぱり」と悪夢が走った。
「・・・どうだった?」と小声で聴いた。
「うん・・・受かったよ。両方とも」
次男も緊張していたようだった・・・聞いた途端、涙が溢れた。
今は私よりも少しだけ大きくなった次男を抱きしめて泣いた・・・。
そして次男に「甘やかして来た今まで」を詫びた。
旦那にも電話した・・・電話の向こうで微笑む姿が声から容易に想像できた。
「今日は真っ直ぐ帰るから」と携帯の向こうから聞えた。
長男・長女も帰宅。
喜んでいた・・・次男の苦労をしっているから。
少しだけブログかけなかったのは・・・今日と言う日が近かったから。
また明るくブログをかけそうな気がする。
頑張った次男に感謝・・・色んな事で喧嘩しつつもサポートに徹してくれた子供達にも感謝。
今日のこの感動は一生忘れないと思う。
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